トーチ学習会、徳永です。
愛媛県松山市で小学生・中学生・高校生の学習指導をいたします。

このブログでは、
トーチ学習会についてQ&A形式で書いています。

勉強に悩む生徒さん、保護者様、
ぜひご一読ください。


2014年1月31日金曜日

学習習慣は身につきますか?

こんにちは。家庭教師トーチ、徳永です。

今日は、学習習慣について書きます。

以前、学習塾に勤務していた時に、
保護者様からよく尋ねられたことのひとつに、

「自分から勉強するようになりますか?」

というものがありました。

当時は経営者の方針もありましたので、
「もちろんです、しっかり宿題も出しますので」
とにっこり笑って答えたものですが、
実際の僕の考えは違いました。

勉強は、合理性を身につけるためにやるものです
最小の労力で、最大の成果をあげる、という、
競争社会の大原則にのっとるものです。
たくさんやってできるようになる、では足りないのです。

生徒さんがよく述べる不満の中に、
「自分は一生懸命努力した」
「がんばったことを認めてほしい」
というものがあります。

心情としては理解できますし、
本来はそういったものが評価されるべきと思います。

ですが、社会でそれは通用しません。

お店を経営していて、客が入らない。
そんなときに、
「うちの料理はすごいのに…」
と文句を言ってへそを曲げていても客は来ません。

自分で動かなければならないですよね。

この世界は成果を出してこそです
過程だけへの評価は高校入学までです。

努力偏重、根性偏重は排すべきです

そもそも努力や根性というものは、
本人が「好きで、やりたい」と思った分野で育むべきです。

勉強をしているうちに面白さに気づき、
いつのまにかひとりで勉強するようになっている、
という姿が理想です。
ですが、そこに行き着くにはそれなりの成長があった後です。

そうなるまでは、だいたい年単位の期間が必要です。

こうしたことも積み重ねで生まれます。
ゆっくり見守ってほしいと思います。





家庭教師トーチ        トクナガタカシ





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