こんにちは、家庭教師トーチ徳永です。
今日は、僕がどうしていろんな科目をひとりで指導できるか、
書いてみようと思います。
中学校以降、学校では「英語の先生」「物理の先生」というように、
科目ごとに教師が変わります。
専門性が高いから、という理由はもっともです。
ではなぜ僕がいろんな科目を指導できるか、というと、
どの科目も「教え方は同じ」だからです。
家庭教師や塾講師は、学校の先生と目的が違います。
学校の先生は「解説する」のが最大の目的であるのに対し、
僕たちは「解けるようにする」ことが最も大事になります。
教師本人がどれほど難問が解けても、どれほど知識量があっても、
担当した生徒自身が試験の時にできなければ、
お金を払ってもらった意味が無いのです。
極論すれば、
教師自身が参考書や解答書に頼ったとしても、
そのエッセンスを生徒に届けられればいいのです。
もちろん、各科目を深く理解するための努力は怠りません。
ですが、古文単語と英単語の覚え方には大差がありませんし、
数学の計算と物理の計算には共通するものが多数あります。
小さな情報の組み合わせで大きな内容となるのは、
英語も現代文も同じです。
科目ごとで用いる情報内容に差があっても、
それを処理し、答案とするプロセスや思考法は、
どの科目でも極めて類似しています。
さらに言えば、
教師側が与えた情報がどれだけ生徒側で再現できるか、には、
精神的な部分がかなり大きく影響してきます。
・説明に用いられる言語チャンネルが生徒と一致しているか
・伝達がうまくいっているか、うまくいっていない時にはどうするか
・生徒がどれだけ教師のことを信じることができているか
内容そのもの以前の、そういった伝達に力点を置いたのが、
完全個人指導の特徴でもあるわけです。
一科目を真摯に学んで専門家として指導するのも魅力です。
しかし、受験生は6科目・7科目と学習しています。
生徒が学校や受験で当然に要求されていることを、
教師が見て見ぬふりをしていて信頼が生まれるでしょうか。
全体を見た学習指導ができるでしょうか。
そうした観点から、僕はできるだけ多くの科目を指導できるよう、
努力を重ねてきました。
この職に就いた当初は、恥ずかしながら
「中学社会・中学英語」しかできませんでした。
10年かけて出来る科目を増やしてきました。
現在も継続して新たな科目を学習しています。
どんな質問にも答えたい、
この気持ちを今後も持ち続けたいと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿