トーチ学習会、徳永です。
愛媛県松山市で小学生・中学生・高校生の学習指導をいたします。

このブログでは、
トーチ学習会についてQ&A形式で書いています。

勉強に悩む生徒さん、保護者様、
ぜひご一読ください。


2014年4月7日月曜日

どうしていろんな科目を指導できるの?

こんにちは、家庭教師トーチ徳永です。

今日は、僕がどうしていろんな科目をひとりで指導できるか、
書いてみようと思います。

中学校以降、学校では「英語の先生」「物理の先生」というように、
科目ごとに教師が変わります。
専門性が高いから、という理由はもっともです。

ではなぜ僕がいろんな科目を指導できるか、というと、
どの科目も「教え方は同じ」だからです。

家庭教師や塾講師は、学校の先生と目的が違います。
学校の先生は「解説する」のが最大の目的であるのに対し、
僕たちは「解けるようにする」ことが最も大事になります。

教師本人がどれほど難問が解けても、どれほど知識量があっても、
担当した生徒自身が試験の時にできなければ、
お金を払ってもらった意味が無いのです。

極論すれば、
教師自身が参考書や解答書に頼ったとしても、
そのエッセンスを生徒に届けられればいいのです。

もちろん、各科目を深く理解するための努力は怠りません。
ですが、古文単語と英単語の覚え方には大差がありませんし、
数学の計算と物理の計算には共通するものが多数あります。
小さな情報の組み合わせで大きな内容となるのは、
英語も現代文も同じです。

科目ごとで用いる情報内容に差があっても、
それを処理し、答案とするプロセスや思考法は、
どの科目でも極めて類似しています。

さらに言えば、
教師側が与えた情報がどれだけ生徒側で再現できるか、には、
精神的な部分がかなり大きく影響してきます。

・説明に用いられる言語チャンネルが生徒と一致しているか
・伝達がうまくいっているか、うまくいっていない時にはどうするか
・生徒がどれだけ教師のことを信じることができているか

内容そのもの以前の、そういった伝達に力点を置いたのが、
完全個人指導の特徴でもあるわけです。

一科目を真摯に学んで専門家として指導するのも魅力です。
しかし、受験生は6科目・7科目と学習しています。
生徒が学校や受験で当然に要求されていることを、
教師が見て見ぬふりをしていて信頼が生まれるでしょうか。
全体を見た学習指導ができるでしょうか。

そうした観点から、僕はできるだけ多くの科目を指導できるよう、
努力を重ねてきました。
この職に就いた当初は、恥ずかしながら
「中学社会・中学英語」しかできませんでした。
10年かけて出来る科目を増やしてきました。
現在も継続して新たな科目を学習しています。

どんな質問にも答えたい、
この気持ちを今後も持ち続けたいと思っています。






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